【 銘茶リスト 】     緑茶  ----   碧螺春 (ビーローツゥン)

 
 茶葉の形が螺という巻貝に似ていることから付いた名といわれています。白っぽい綿毛のようなものは新芽で、フレッシュ感溢れる緑茶です。

 日本の琵琶湖の約3倍の大きさの太湖(たいこ)にある東山(ドンサン)一帯を産地とします。柑橘類の樹の下に植えられた茶樹から造られ、500グラムの茶の製造には2センチにも満たない芽を7万から8万個も必要と言われます。清代康煕帝時代には貢茶(ゴンチャア)とされ、現在に至るまで銘茶の誉れ高い茶であります。